Alfa156の評価
情報収集
新車購入検討時、アルファ・ロメオの情報収集に つかった手段はインターネットのみ。アルファロメオ関係のサイトを探し出せる限り熟読した。特に実オーナーの評価やコメントを参考にした。

決めた理由
カッコいい
オシャレ
MT
右ハンドル
予算
後期モデル
ディーラーに好感が持てたから

市街地走行
トルク、パワー感といい非常にマッチしていて乗り易い。平地の信号ダッシュは2速発進が楽な時がある。

高速道路走行
156の(5速)時速100km時エンジン回転数は2,800rpm程度。高回転型でエンジン音は大きい。静かに どっしりと余裕で追い越していくドイツ車を見ると たまに羨ましくなる。6MTを切望する。走行安定感は問題なし。

いらないもの
△クルーズコントロール
×ひじ掛
×灰皿



エクステリアデザイン
私の156はマイチェン後(2003/9~)の「ジョルジェット・ジウジアーロ」デザイン。いわゆるフェーズⅢブレラ顔。ALFA ROMEOマニア達からすると このデザインは不評らしい!? マイチェン前の「ワルター・ダ・シルバ」デザインの方が好きという人の方が多い様子。私はどちらのデザインも好きだけど、今(2015)となっては、このブレラ顔で良かったと思う。自視、フェーズⅢのデザインは古臭さを感じない。

インテリアデザイン
可もなく不可もなくていう感じ。でも一般的な日本車と比べると やはりカッコよく見える。ステアリングのエンブレムもイケてる。しかし、ノーマルのシフトノブはダサくて後々交換したい。

故障のこと
私の156、納車から現在(2015/2)までの9年間、つまらない不具合は多々あったけど、例えば交差点の真ん中で不動になるレッカー車のお世話になるような嫌な故障は全くなかった。思いつく少々 困った故障経験は バランサーシャフト関連の異音、燃料ポンプからのガソリン漏れ、ウォーターケースからの水漏れ。
結論、156を含む最近のイタ車の故障や不具合の度合は他欧州車と何ら変わりないと思う。但し、メンテンナス費や消耗品は国産車比で、やはり、割高。



オーナーズクラブ
アルファロメオのマニアック談義や長蛇で一緒に走るは自分のキャラ的に ちょっと抵抗あるけど オフ会レベルなら色々な人と出会えて楽しそう。それに、アルファロメオ情報収集には凄く良いとは思う。

エアコン
夏の冷房、日本車に比べて効きが悪い。猛暑日では室内なかなか冷えず相当キツい。窓開けて走った方が良い場合もあった。安心?の日本製コンプレッサーを使用していて容量も十分らしいけど、人に直接 風を当てないようにと日本環境では余計な有難迷惑な設計になっていて、素直に冷気が出てこない様子。決定的な改善策はなし。はっきり言えるアルファ156のマイナスポイント。

エンジン
156搭載のJTS(Jet Thrust Stoiciometric)というエンジンは、悪評多い かつての三菱GDIエンジンを元に開発された直噴エンジン。このJTS、調べれば調べるほど他直噴エンジンと同じ様なデメリットばかりピックアップされていて、かなり不評。直噴エンジンの主な問題(欠点)は煤が発生しやすくエンジン内部が汚れやすいこと。オイルも汚れやすい。この汚れ(カーボン)が原因で後々エンジンに不調をもたらすことも…。幸いにしてMy156は この件で不具合は起こってはいない。だけど、今後のためにカーボン予防・除去は重要なメンテナンスだと理解した。そんなの当然知ってる他JTS乗り達は、洗浄剤やOH、直噴専用プラグなど色々と四苦八苦して対策してる様子。またJTSエンジンは、1,200rpm以下で希薄燃焼(リーンバーン)域になるので、アイドリング付近を頻繁に使う乗り方(渋滞など)は煤の発生を促しよろしくない。エンジンをしっかり回して走行することとオイル交換をこまめにすることが素人の対策として最も有効らしい。

初期インプレッション
意外と静か。乗り心地がよい。
低速時のトルクがある。
ハンドルが軽い。
サスがふにゃふにゃしてコーナーが少々怖い。
カッコイイんだけどキーがでかい。
キーレスリモコンの感度が悪すぎる。
エアコンの使い勝手が悪い。オートじゃなくマニュアルが良かった。
色々な操作ボタンやレバーがあってウザい。
16インチよりTI用17インチホイールの方がカッコイイ。
後付のHIDは照射位置が多少変な気がする。
シフトノブがちゃちい。
ワイパーゴムがビビる。
ブレーキが利き難い!?

インプレッション(納車3ケ月)>
低速時のトルクがない。最初はあると感じていたが、同クラス他車と比べるとないことを実感する。しかし、3,000rpmからのトルク感、パワー感、加速感は良好!
エアコンの効きが悪い。もしかしたら、最近の軽自動車よりもよくない気がする。最大風力にしても音ばかりで風弱いし…。情報収集してみると、これは、自分だけでなくアルファロメオオーナー達多くの悩みらしい。エアコン添加剤など入れてる人もいるみたい。
たまに左右センターピラー辺りからビビり音がする。

インプレッション(納車1年)>
クルマも人もこ慣れた。とにかく運転が楽しい!! ALFA ROMEOオーナー諸先輩方々の言う「アルファロメオは見た目だけでなく走りも官能的!」という意味がわかってきた。
気になるところは、
渋滞などで低速が続くと水温計の針がグングンと上がる。一瞬、オーバーヒートの恐怖を感じるけど、しばらく走るとあっという間に針が下がる戻る。この症状は特に夏に多かった。
低速時、左右どちらかの後輪?辺りから「キーキー」と回転異音が発生する。
ごく希にヘッドライトを点灯すると勝手にエアコン(20℃で)が入る。
左ヘッドライトが一発で点かない時がある。何度かON/OFFすると最後には点く。
以上、気になるところは、近々ディーラーに行って指摘するつもり。
感心事は燃費。エアコンON 高回転走行でも平均10~11km/L。
所有して1年間、最初は意味わからず戸惑ったことがある。すれ違う他アルファロメオ(モデル関係なく)の運転手が挨拶をしてくる。全く知らない他人が仲間意識でみてくれるのは、結構、嬉しい。

インプレッション(納車2年)>
快調!不具合は出し切った感があり直っている様子なので不満はない。相変わらず燃費はいいし運転は楽しい。

インプレッション(納車3年)>
車検も何の問題もなく通過し快適快調に走ってくれる。長持ちしそうな感じでとても嬉しい!!
接触の問題でフロントスピーカーが鳴らない時があるが周辺を軽くたたくと鳴る。

インプレッション(納車3年6ヶ月)>
夏、猛暑日は別として、不満だったエアコンの効き具合が良くなった気がする。体が慣れたのか普通に涼しい。もしかして、バッテリーを交換したから?!
今の唯一の不具合はフロントスピーカーが全く鳴らなくなった。周辺をたたいても鳴らない。
走りは快調!

インプレッション(納車4年)>
不具合なし。走りも絶好調!最近、改めて感じたこと。前車VWゴルフⅢもそうだったが、高速道路の高速走行はやっぱヨーロッパ車は素晴らしい。ステアリングが固まりフラフラせず直進安定性がいい。安心感がある。

インプレッション(納車5年)>
二回目の車検も何の問題なく通過。今だ調子いい。

インプレッション(納車6年)>
昨年(2010)の11月下旬、久々に故障。バランサーシャフト系の不具合。修理後、エンジンのフィーリングや音が変わった。多少なめらかに心地よくなった。この修理と同時にタイミングベルト類を交換した。走行距離は 36,905km。

インプレッション(納車7年)>
不具合はミッションからの小さな異音のみ。乗り味は変わらず好調。最近は週末にチョい乗りするかしないか程度で ほとんど乗らなくなった。思い入れがなくなったという訳ではなく生活スタイルで偶々。むしろ愛着が より増してるので今回の(3回目)車検時には追加メンテもしっかりした。走行距離は 40,430km。

インプレッション(納車8年)>
燃料ポンプからの燃料漏れという156のメジャーな故障やウインカーの誤作動が発生。走りは問題なし。コンフォート系のタイヤに交換したため乗り心地がマイルドになった。

インプレッション(納車9年)>
四回目の車検を通す。走行距離は 47,397km。前回車検時から入れてるオイル(FUCHS)&添加剤(オメガ909)がいいのか?同時期辺りから入れ続けてる昭和シェルのハイオク(Shell Pura)が いいのか??エンジンが絶好調!

インプレッション(納車10年)>
故障や不具合はなし。走りも快調。気になるのはルーフの色褪せ。新車時にガラスコーティングをしてあるとはいえ もう その効果はないとみる。いずれクリア層がパリパリと剥がれるのではないかと心配。現状、市販のワックス系でごまかしている。

インプレッション(納車11年)>
走りはいまだに絶好調。しかし、ルーフの色褪せは如実に表れた。ここにきて塗装劣化が早まってる感じ。そんな中、五回目の車検を受ける。この時に2年振りのオイル交換をした。つまり、前回の車検時以来のオイル交換。走行距離 54,450km。

インプレッション(納車13年)>
六回目の車検を通す。この時、前回の車検時以来のオイル交換をした。走行距離 60,237km。走りは絶好調。ルーフの色褪せは目立たない程度に変わりなし。

インプレッション(納車15年 2020 )>
七回目の車検。同時にドライブベルトを交換。走行距離 65,580km。相変わらず走りは快調。ルーフの色褪せは進展なし。一昨年からボディカバーを被せ始めた。昨年(2019)の夏にタイヤ、オイル、エアコンフィルターを交換した。

インプレッション(納車17年 2022 )>
八回目の車検。走行距離 68,561km。未だに快調だけど今車検で深刻?な各種液漏れやベルト類の劣化が発覚。昨年(2021)秋頃にオイル交換とバッテリー交換をした。

インプレッション(納車19年 2024 )>
九回目の車検は断念。走行距離 71,740km。車検期日(2024/3/1)に走り収めをした。最後まで快調・快走で見た目もキレイなので まだ維持したい気持ちはあれど年に数回しか乗らない現状と前回車検時の問題指摘から決別を決定し2024年4月下旬に依頼した買取業者に売却。

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