前期型の8は、冷却系に若干の不安を抱えています。 のろのろ運転をすると、十分な走行風を得られず、エンジンが想像以上に高温になってしまう場合があります。 水油温計を付けていると気がつきますが、夏場など、予想外の高温になっている場合が多々あります。 そういう意味で、渋滞や登坂の低速走行がとても苦手です。
3100回転で第2吸気ポートが開くので、ここらあたりが、目安になります。
低回転時は、ノッキング防止のため、燃調が濃くなるので、不完全燃焼でススが発生しやすくなり、 これが、プラグの寿命を縮めてしまいます。
2~3千回転のベロベロ音運転を長期間続けていると、ジワジワと不調になっていき、ベロベロエンジンになってしまいます。 音が命のロータリーエンジンなので、3~6千回転のトルクバンドを使っての走行のほうが、 トータルなメンテコストを抑えられると思います。
6100回転以上で第3吸気ポートも開き、とっても、イイ音になります。 6千回転といっても、ローターは、その1/3の2千回転しかしていないので、 そう思えば、もっと、アクセル踏めると思います。
[K2]
2010/10/27 Wed 09:53
|