レガシィ純正のビルシュタイン・ダンパーは倒立式を採用していて、横剛性に強い構造となっています。一方、Stiショックアブソーバーは減衰力こそTune Upされてはいますが、初期応答時のフリクションに悪評高いKYB製で、しかも正立式です。運動性能で評価したら比較になりません。ただ硬いだけでロールしないものは運動性能が高いとは言えません。ライン納入単価が安いKYBを使用せず、わざわざ高コストのビルシュタインをスバルが採用している理由はそこにあります。 ただし、純正ビルシュタインはノーマル車高でセットされていますから、過度の車高ダウン時には縮み側のストロークが不足する可能性がありますので、車高のダウン量には注意が必要です。もっとも、高い運動性能を求めるならば、ベタベタの車高にはせずにスムーズにしなやかにロールさせて、タイヤをきちんと接地させる必要があります。
ちなみにBG用のStiショックは販売が終了していているのではないでしょうか?
[クッパ]
2009/03/15 Sun 22:47
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